宮城・仙台 東北大学ワクチン接種センター 新型コロナウイルス対応ワクチン接種と副反応の記録(2022年12月:4回目ファイザー接種)

▼東北大学ワクチン接種センター
(仙台駅東口 ヨドバシビル 大規模接種会場)

  • 1回目接種:2021年7月15日(木)13:30
  • 2回目接種:2021年8月12日(木)13:30
  • 3回目接種:2022年2月16日(水)17:50
    ※1~3回すべてモデルナ製

▼東北大学ワクチン接種センター
(仙台駅西口 TRビル 大規模接種会場)

  • 4回目接種:2022年12月6日(火)18:30
    ※ファイザー製
目次

宮城・仙台のワクチン大規模接種の動き

宮城県によるワクチン大規模接種会場が決まったのは2021年5月中旬。全国でも割と早めで、急に話がブチ上がったのでちょっと驚いた。

  • 会場は仙台駅東口のヨドバシカメラマルチメディア仙台4階。
  • 予約開始は5月21日から。
  • 75歳以上の高齢者のみ。
  • ワクチンは武田/モデルナ社製mRNAワクチン

まずは高齢者枠の親父とお袋が接種

親父とお袋はどちらも昭和18年(1943年)生まれで、令和3年(2021年)は満78歳。

予約開始初日にお袋と親父の予約ができた。

お袋の1回目接種は2021年5月25日。
親父の1回目接種は2021年5月27日。

センターでワクチン接種が始まったのが2021年5月24日からなので、割と早い日程で予約が取れた。

高齢者枠の電話予約状況

お袋の予約は、予約開始8時半から何度も電話をリダイヤルして、10時半頃にようやく繋がった。

親父は当初、行きつけのクリニックでの個別接種の予約を7月初旬に取っていた。しかし、今回お袋が大規模接種会場で思いのほか早い日程の5月下旬に予約できたので、夕方にダメもとで電話をかけてみた。すぐに繋がったので予約。クリニックの個別接種は翌日キャンセルの電話を入れた。

2人とも受け付け開始初日に電話が通じ、無事に予約できたことに安堵。

対象が75歳以上なので、高齢者の多くは行きつけのクリニックによる個別接種を希望していたのではないだろうか。

お袋のワクチン接種

お袋は基礎疾患やら、薬のアレルギーやら、高血圧やら、心臓のカテーテル手術を去年受けたやらで、ワクチン接種にためらいがあった。

そのため最初はかかりつけ医のクリニックでの個別診療を選ぼうとしていたが、接種予約は早くても8月以降と言われて断念。大規模接種センターに切り替えた。

最初はかかりつけ医ではないことに不安を覚えていた。しかし、大規模接種センターの会場には東北大病院から多くの医師や看護師などの医療従事者が派遣されている。アナフィラキシーのような反応が出た場合、むしろ手厚い態勢が期待できるだろうと判断。

接種日は、センターそのものが稼働開始からまだ2日目。とりあえず問題はそのつど改善していく方針だったらしい。予約時間にならないと入館できなかったので、外の入口で行列が出来た。お袋も早めに着いたが、時間まで入館できなかったので、外の行列に並んで待った。

それでも初日の混乱からのフィードバックがおこなわれたらしく、2日目にして現場は色々と改善されていたようだ。入館時の待ち行列を除けば、入館後はスムーズに進んだ。

ややこしい病気やアレルギーがあるので、問診票の記載と医師による問診には多少の時間がかかった。でも、より詳しい医師に追加の問診をしてもらえたので安心できたとのこと。

当然だが、最終的にはワクチンの効果とリスクを考えて、本人が接種を決めなければいけない。迷うお袋に医師は丁寧に説明してくれたらしい。メリットとデメリットを考えた場合、最終的には打つことをオススメすると言われ、決断できたようだ。

なお、接種後15分間の待機時に、その医師がわざわざ様子を見に足を運んで、声をかけてくれたらしい。普段は何事につけても不平不満の多いお袋だが、丁寧な対応をしてもらえたことで、大規模接種センターでのワクチン接種に関しては何一つ不満をもらさなかった。せいぜい入館時の待ち行列ぐらい。

注射は痛みがほとんどなかったらしく、帰宅後もしばらくは問題がなかった。しかし、接種から12時間ほど経過した就寝後に、肩に副反応の圧痛が出た。寝返りが打てず、痛みでたびたび目が覚めたと言っていた。

それから4週間後の2回目接種も、流れはほぼ同じ。1回目よりもオペレーションは手慣れた様子で、スイスイと進んでいったとのこと。

2回目の副反応は、1回目よりも若干強く出た。といったも大したことはなく、数日かけて圧痛が残り、接種部位からやや下の筋肉が少しだけ赤く腫れた程度。注射を刺した所はドス黒く内出血したが、もともと抗凝血剤を常用しているので、そのせいだろう。

やはり痛み以外の副反応は無し。頭痛、目まい、発熱、吐き気などの副反応が無かったことは何よりだった。

親父のワクチン接種

お袋の1回目接種から2日後に、親父の1回目接種があった。

流れ的にも、副反応的にも、お袋とほぼ同じ。接種部位の圧痛ぐらいで、頭痛やら目まいやら発熱やら吐き気やらは無し。

お袋のように内出血や赤く腫れることは無かったが、2回目の接種後、かゆみが出たらしい。Twitterを見ていると、モデルナのワクチン接種後、かゆみの副反応が出るのは珍しくないようだ。

タオルに氷を入れて接種部位に当てて冷やしたら、痒みが収まったと言っていた。何だその民間療法は。

親父とお袋の接種完了から2週間

ワクチンを接種したと言っても、直後に効果が出るわけではない。中和抗体が作られて免疫が機能するまで、2回目接種から2週間ほどかかる。

親父とお袋は6月下旬に2回目の接種を完了したので、そこから2週間かけて中和抗体が作られたとするならば、安心できる時期が来たのは7月10日頃と考えられる。

わざわざ中和抗体の検査はしない

実際に中和抗体が作られたかどうかは、中和抗体検査をしなければわからない。ワクチンを打ったけど、体内で中和抗体が作られていないという可能性もゼロではない。

ただし、中和抗体検査はセルフ簡易検査キットで2000~3000円ほどかかる。クリニックでの検査は5千円ほど。

検査を受ければはっきりするが、どのみち感染予防や自粛は今までと変わらず続けているわけだし、もし中和抗体ができなくても更に追加接種ができるわけではないので、わざわざ調べてもあまり意味はないだろう。

もし免疫ができていなかったら、神経質なお袋はせっかくの安心(精神安定)が消えてしまう。仮に中和抗体ができていなかったとしても、できていると信じることでプラシーボ効果は発揮されるかもしれない。

親父とお袋は、ひとまず現状でできることをやったのだから、それで良しとしておく。

親父とお袋ワクチン3回目接種完了

※2022年1月追記

親父とお袋が、3回目のワクチン接種(ブースター接種)を済ませた。3回目も仙台駅東口のヨドバシビル大規模接種会場で、ワクチンは3回ともモデルナ。

仙台市は2022年1月14日から高齢者向けブースター接種(3回目のワクチン接種)クーポンを発送。うちは17日夕方に届いた。予約不要の枠があるとのことで、親父とお袋は夕方さっそく会場へ行ってみたものの、残念ながら既にその日の分は終了していた。

翌日(18日)、親父とお袋は朝イチに会場へ向かい、予約不要の枠で済ませてきた。9時半の開場に合わせ、9時に到着。既に10人ほどが並んでいたらしい。10:15の整理券で一旦離れ、予約時間に会場へ戻り、接種完了。15分の待機でも異常なし。

接種を終えて10時半に会場から出てきた頃には、既に本日の予約不要枠は埋まったとのこと。事前の電話による予約接種の場合、まず電話が繋がりにくい状況らしく、繋がったとしても予約は早くても2月上旬とのことだったので、予約不要枠でとっとと打てたのは良かった。

3回目接種当日、7時間経過の副反応は、親父が接種部位の痛み。お袋は無し。親父は翌日まで痛みがあったが、翌々日には軽くなっていった。お袋は接種後12時間ほどで接種部位に痛みが出始め、翌日と翌々日まで痛みが残った。

結局、親父とお袋の副反応は、接種部位の痛み程度で、発熱その他の副反応は出なかった。ひとまずこれで3回目接種も終わり、オミクロン株に感染しても重症化を防げるだろうという安心感は得られた。

親父とお袋ワクチン4回目接種完了

2022年6月中旬に接種。さすがにもう、このあたりになるといちいち大騒ぎをすることもなく、インフルエンザの予防接種なみに淡々と接種していた。

副反応もこれまでと大差なく、数日ほど接種部位に圧痛が生じた程度。

親父とお袋ワクチン5回目接種完了

2022年12月6日。4回目と同様に副反応もこれまでと大差なく、数日ほど接種部位に圧痛が生じた程度。

さとけん(自分)のワクチン接種予約

市から県へ受付が変わりプチ混乱

ワクチン接種クーポンは2021年6月に郵送で届いていた。ただし、予約そのものは開始時期を追って通知するとのことだった。

もともとは75歳以上が終われば、次に65歳までを対象とし、徐々に対象年齢を下げていく……という話だったような気がする。だから満49歳の自分はまだ先だろうとあきらめていた。早くても9月頃かな、と。

仙台市も郡仙台市長も『お願い』と称して、対象年齢に該当してもまずは基礎疾患持ちの人を優先したいから健康な人はしばらく遠慮してほしい、というモヤモヤした物言いをしていた。

……とモヤっていたところ、7月1日の地元新聞に『18歳以上ならば何歳でも予約可能』という記事を見つけた。

え? 話がいきなり変わってないか?

ネットで仙台市のワクチン関連ページを確認したら、大規模接種センターの予約受付の管轄が、いつの間にか仙台市から宮城県に変わっていた。

仙台市は6月27日まで。
6月28日以降は宮城県。

仙台市から届いたクーポン郵送通知に記載されていた、年齢や基礎疾患といった条件や制限が撤廃されていた。受付がいきなり18歳以上オールOKとなったのは、仙台市と宮城県では運営の趣旨も違うから、ということらしい。

そういえばテレビの地元ニュースでも、これまで仙台市と言っていた報道が、やたらと宮城県に置き換わっていた印象があったが……つまりはそういうことだった、と。

そんなドタバタを知らなかったので、自分が予約可能となったことを4日間も知らず、6月28、29、30、7月1日と丸々スルーしてしまった。

電話予約で延々とリダイヤル

翌日2021年7月2日、朝から予約窓口に電話。

電話。電話。何度も電話。リダイヤルの嵐。しかし一向に繋がらない。

親父やお袋の時とは状況が違う。接種対象者が一気に『18歳以上の全員』に変わったことで、皆が慌てて予約を始めたのだろう。

8時半から昼まで連続リダイヤルでも繋がらず、あきらめて昼食を取った。午後は適当になり、数分おきにリダイヤルをしていた。

14時過ぎに運良く繋がった。
1回目の予約を7月15日に。
2回目の予約を8月12日に取れた。

Twitterを見ると、同じように何度リダイヤルしても繋がらないという県民が大勢いた。結局その日は繋がらなかったという人もいた。自分は本当にたまたま運良く繋がったのかもしれない。

2021年7月15日/1回目接種

ワクチン接種の電話予約をした7月2日から待つこと13日間。7月15日に待望の1回目ワクチン接種を終えた。

予約は13:30だったが、ヨドバシビルに到着したのは13:40。会場入口では13:30~14:00までの予約者が、入館を許可されていた。セーフ。

仙台駅東口からのエスカレーター横断通路を抜けて3階入口へ。予約時間を確認され、エスカレーターで4階へ。各所にスタッフが大勢配置されているので、促されるまま会場へ。

会場を見回すと、年齢層は30~50代ぐらいが多い様子だが、20代ぐらいの若い人や高齢者もチラホラ。

受付の待ち時間は2分ほど。平日午後ということもあり、それほど混んでいる感じはしない。むしろ空いているほうか?

受付で接種クーポンを渡し、本人確認。免許証を出した。問診票を渡され、受付とは別の椅子に移動し、記入。問診票の記入完了後は、スタッフに確認してもらった後、医師のいる問診ブースへ。基礎疾患も、常飲している薬も、アレルギーも無いので、問診は数分で終了。

そのまま隣の接種ブースに移動し、椅子に座る。

いざワクチン接種

利き腕と逆の左肩を出し、腕をダラ~ンと下ろし、前を向くように言われた。本当はあの直角ブッ刺し注射を見たかったのだが、おとなしく前を向いた。

あまり痛くないという世間の評判どおり、見た目のイメージとは違って、確かにほとんど痛くない。チク程度。献血よりも痛くない。チクとしただけで、ワクチンを注入されている感覚もないまま針が抜かれた。止血テープを貼られ、揉まないように言われた。

あとはブースを移動し、書類に接種確認済みを押され、15分間の待機ブースの椅子に移動。適当にTwitterをやっているうちに15分が経った。ちなみに会場内は写真撮影禁止。

自分も、周囲の人も、副反応で大騒ぎになるような人はいなかった。そのまま会場を後にして、1回目のワクチン接種は完了。

1回目の副反応

1回目の1日目(接種当日)の副反応

接種から3時間ほど経った夕方、接種部位に近い筋肉で、やや痛みが出てきた。

ちょっとした筋肉痛のような感覚。肩を回したり、筋肉に力を入れたりすると少しだけ痛みのような感覚がある。押すと圧痛はあるが、常にジンジンと痛んだり、ズキズキと疼くような痛みは無い。

赤く腫れることはなかった。見た目は何も変わらない。入浴も問題なし。体や髪を洗う程度の動きなら、腕も肩も特に問題はなかった。

就寝時、接種した左肩を下にして寝ると圧痛があるので難しいが、それさえ気をつければ寝付けないような痛みはない。ただし、寝返りで目が覚めることはあった。

それ以外の副反応(頭痛、発熱、悪寒、吐き気、だるさ、等)は無し。

1回目の2日目(接種翌日)の副反応

左肩の筋肉痛みたいな感じが、二の腕の外側で、やや強くなる。

といっても何もしなければ痛みはない。押した時の圧痛と、腕の曲げ伸ばしや筋肉に力を込めた時だけ。左肩を下にして寝ると痛いから、寝る時に態勢が気になる程度。見た目の変化は無し。

それ以外の副反応(頭痛、発熱、悪寒、吐き気、だるさ、等)も無し。

1回目の3日目(接種翌々日)の副反応

左肩の筋肉痛みたいな副反応は、2日目よりも痛みが徐々に引いてきた。

接種当日ぐらいに戻った感じ。2日目がピークだったのかもしれない。この調子なら、明日(4日目)か明後日(5日目)には、痛みが気にならない程度になるかも?

見た目に変化はないと思っていたけど、鏡で見たら500円玉くらいの大きさで薄っすらと赤みがあった。蚊に刺された跡よりも薄いぐらい。あと、ほんのりふっくらしていた感じっぽい。腫れというほどではない。

薄っすらとした赤みと、ほんのりふっくら。どちらも接種当日や翌日には出ていたのかもしれないけど、3日目まで気づかない程度なので、特に問題なし。

1回目の4日目の副反応

接種部位の左肩の痛みはかなり引いた。

ピークだった2日目夜(36時間)が100%だとすると、今は10%ぐらい。 腕を回したり、筋肉に力を入れたりしても痛みは無い。

圧痛が少しだけ残っているが、寝返りで下になっても気にならない程度。

1回目の5日目の副反応

14時(接種後96時間)の時点で、ほぼ完治状態。(副反応からの回復に「完治」という言葉を用いていいのかどうかはわからないが)

接種部位を押せば軽く違和感が残っているかな?というレベル。もう日常生活ではまったく気にならない。この時点で完治と言っても差し支えない。

その夜24時の時点で痛み2%ぐらい。もはや無理やり痛みを計るような感覚。単に指で押しているから痛いのでは?というレベル。

1回目の6日目の副反応

副反応なし。痛みレベル0%。今日は痛みゼロの完治。

副反応は数日かけて重くなることもあるので、以降も経過観察をおこなう。変化があれば追記する。1週間後に痛み以外の副反応が出ないとも限らない。実際そういう話もあるようなので。

しかし、変化球イレギュラーの副反応でも起きない限り、1回目接種の副反応はひとまずこれにて終了……かな?

2021年8月12日/2回目接種

1回目と同じ仙台駅東口のヨドバシビルに設置された『東北大学ワクチン接種センター』へ。

前回同様、滞りなくスイスイと進んだ。受付からワクチン接種まで10分。接種後の待機15分で、30分とかからず完了。

以下、接種部位の痛み方は、前回とほぼ同じ。

2回目の副反応

2回目の1日目(接種当日)の副反応

1回目と同様、2~3時間ほどで、接種部位に近い筋肉にやや痛み。ただし、痛みの悪化は1回目よりも早い。接種から12時間ほどで、早くも前回2日目のような痛みのピークレベル。

接種部位の痛みは筋肉痛と同じようなものと目にしていたので、以前ぎっくり首・肩・背中で使って残っていたロキソニンテープ鎮痛発布剤を、今回は早々に貼り付けた。

それ以外の副反応(頭痛、発熱、悪寒、吐き気、だるさ、等)は無し……だったが、接種から15時間経過あたりで、風邪の兆候のような感覚を覚える。

早朝5時(接種から15時間経過後)、就寝しようと布団に入ったところ、手足が軽くほてるようなジワジワとするような感覚が出てきた。痛みや苦しさは無い。

仙台は前々日から急に気温が下がり、お盆だというのに最高気温が20℃(10月の平均気温)という季節外れの涼しさ(というより肌寒さ)に見舞われていた。ワクチン接種の前日もタオルケット1枚で寝ていて、寒くて目が覚めた。布団を引っ張り出して、くるまって寝直したほど。盆とは思えない。

なので、急激な変化で普通に風邪をひいた可能性もある。

2回目の2日目(接種翌日)の副反応

朝10時(接種から20時間経過後)に目が覚めた。いよいよ風邪のひき始めみたいな症状になっていた。

寒気というほどではないが、ボ~ッとした感じ。布団から出たらフワフワと足元がややおぼつかない。風邪で微熱が出たときのように、体の踏ん張りがきかず、立ったり座ったりするのがちょっとしんどい。

熱を測ると、38.1℃。どうりで。

頭痛は少々。咳は出ないが、いがらっぽい感じで咳払いをしたくなる。鼻水や鼻詰まりはない。麦茶の味も、トマトジュースの味も、ポカリスウェットの味も、シリアルの甘さもしっかりとわかった。食欲は普通にあるが、バクバク食べたいと思うほどではない。

明らかに風邪の初期症状や微熱によるだるさがある。しかし、ワクチンの副反応なのか、急に寒くなった仙台のせいで普通に風邪をひいたのか、既にコロナに感染していて、たまたまこのタイミングで発症したのか、正直わからない。

その後、37℃をウロウロ。夕飯まで布団に横になっていた。完全に風邪の初期症状という感じで、なるべく動かず、横になりたい感じが続いていた。

夕食後、また布団に横になる。23時頃に小腹がすいて、残した夕飯のおかずを食べる。食欲はある。

夜も37℃台の微熱が続いている。朝よりも頭痛がやや強くなった。息苦しさはない。それほどつらいというわけではないが、もし通勤労働者なら仕事は休みたいなと思うレベルの風邪っぽさはあるが、風呂に入るぐらいの元気はあった。

接種部位の左肩の痛みは、昼間は1回目のピークレベルが続いていたが、夜にかけて多少緩和した。

前夜から日が変わる頃の深夜、熱は36℃台になり、落ち着いてきた。

2回目の3日目(接種翌々日)の副反応

昼頃に起床。熱は36℃台。すっかり平熱に戻った。

前日のような風邪特有の全身の怠さや、発熱のフワフワ感も無くなった。普通にまた起きて動けるようになった。昨日は発熱の収まりと入れ替わりで頭痛が出てきたが、その頭痛も夜にはほぼ消えた。一時的に風邪の疑似体験をしたかのようだ。

1回目の副反応は接種部位の圧痛だけだったので、あまり実感がわかなかったが、今回のように全身でいかにもそれっぽい副反応が出ると、きちんと抗体を作ろうとして体が頑張っているように感じられる。変な話だが、ちゃんと免疫が付きそうな期待感が持てた。抗体ができるまで、接種から2週間はかかるので油断は禁物だが。

接種部位の左肩の痛みは、昼間60% → 夕方50% → 夜40% という感じで、どんどん緩和していった。ただし押すと圧痛はまだあるので、寝る時に下にするのは厳しい。筋肉に力を入れて全力を出すのも厳しいので、重い物を持つのは避ける。

2回目の4日目の副反応

14時(接種から72時間経過)、36.5℃のド平熱。昨日の起床時にあった頭痛も今日は無し。

2日目に出た熱や風邪っぽい症状は、3日目の昨日ほぼ収まり、4日目の今日は完全に消えた。

14時で、残る接種部位の左肩の圧痛はピークの30%ぐらい。まだ押せば痛むが、日常生活に支障はない。

24時(接種から82時間経過)、残る接種部位の左肩の痛みはピークの10%ほど。腕や肩を動かしても、筋肉に力を込めても、軽く触っても、もう痛みはない。強く押すと多少の圧痛が残っている程度。肩を下にして寝ても、ほとんど気にならないレベル。

2回目の5日目の副反応

残る副反応は、接種部位(左肩)の痛みのみ……とはいえ、起床した昼過ぎの14時頃には、痛みレベル5%程度。もはや痛みというレベルですらない。気にならなくて忘れている。

それも夜にかけて、どんどん気にならなくなっていった。圧痛を感じるかどうかわからず、無理やり強く押す。その押した痛みしか感じない。完治かな。

2022年2月16日/3回目接種

デルタ株の感染拡大が不思議と落ち着いた2021年秋。しかし、年末にかけてジワジワとオミクロン株が感染拡大。年明け2022年1月以降、爆発的に拡大。3回目のワクチン接種(ブースター接種)が推奨されるようになった。

仙台市から3回目接種券が届く

仙台市も順次、接種券(クーポン)を発送。届いた希望者から予約を受け付け、ブースター接種を受けられる体制が整えられていった。

満50歳で基礎疾患なしの、2回目ワクチン接種が8月上旬だった自分は、仙台市が2022年2月14日から発送する対象に入っていた。市内だから翌日に届くかと思い、ソワソワしていたが届かず。翌々日の2022年2月16日の夕方に届いた。

予約不要枠での接種

親父とお袋が3回目接種を予約不要枠で受けてきた仙台駅東口ヨドバシビル4F大規模接種会場(東北大学ワクチン接種センター)で、自分も予約不要枠で受けることにした。いちいち電話で先の予約なんざ取ってられん。1回目2回目と同様、3回目も会場とモデルナ製は一緒。

予約不要の枠について事前に電話で確認したところ、日によって枠は増減するらしく、予約コールセンターでは把握していないとのこと。ただし、日中接種と夜間接種で別々に確保されているので、日中の枠が埋まっても、夜間の枠は空いている可能性があるらしい。いずれにしても会場に行かなければわからないとのこと。

接種券の入った封筒をおもむろに掴んで車に乗り込み、ヨドバシ駐車場に車を停めて、大規模接種会場へ。混んでいたらイヤだなぁ、今日ここまで来たのに埋まっていたらイヤだなぁ、と思いながら足早に会場へ到着したのが17:45頃。夜間接種が始まった会場はガラガラ。これから仕事帰りの人達が立ち寄って混み始めるのかもしれないが。

受付から5分で接種完了

入口で検温後、書類の受付が17:50。書類の記載と免許証による本人確認後、ほとんど人のいないガラガラの会場をベルトコンベアー式に矢印表示と整理スタッフに促されながら、あれよあれよと進んで、接種を終えたのが17:55。受付から接種完了まで5分。あっという間。

今回もチクリ程度で、ほとんど注射の痛みは無し。15分の待機中もアナフィラキシーショックなどはなく、具合が悪くなることもなく、受付から20分後の18:10には会場を後にした。超スピードとかチャチなもんじゃあ断じてねぇ。by ポルナレフ

3回目の副反応

接種部位である肩の痛みぐらい。ただし、注射した部位から先(下)の、二の腕の外側(上腕三頭筋)まで痛みが広がっている。2回目もそうだったっけ?

痛み自体は2回目ピークと同じぐらい。割と痛い。ただし2回目のときは痛み止めロキソニンテープを貼っていたが、今回は貼っていない。今回は2回目と同じぐらい痛いけど、ロキソニンテープを貼れば2回目よりも痛みは少なかったのかもしれない。

いつも左肩を下にして横向きで寝るので、当日はなかなか寝付けず。入眠後も寝返りが打てず。1時間起きに目が覚めては肩をかばいつつまた眠りについて……という感じ。7時間半ぐらい布団にいたものの、眠った気がしなかった。

2回目で出た風邪っぽい副反応はなし。ワクチンの量が半分だからだろうか?

……と思っていたら、24時間経過したあたりで何となく顔がほてるような、何となく咳払いが出るような、何となく鼻水が出るような、何となく微熱が出たときの全身の微妙な違和感が始まった……ような? 何度か検温したが平熱。副反応ではなく、肩の痛みで熟睡できなかったことによる軽い体調不良だったのかもしれない。

今回3回目の肩の痛みは2回目よりも早めに出た。もし風邪っぽい副反応も出るとしたら、2回目より早くでるのでは?とは思っていた。2回目のときに風邪っぽい副反応が出たのは接種後15時間あたり。今回3回目の風邪っぽさは接種後24時間あたり。今回の方が遅い。まぁ2回目と3回目が同じとは限らないし、今回の風邪っぽさは『気のせいかな?』程度の違和感。

2022年12月6日/4回目接種

2022年12月、コロナ禍に突入したのが2020年1月だから、ほぼ3年。新型コロナはオミクロンBA.5株へと置き換わり、重症化は減ったものの、感染者数は増加の一途。

オミクロンは主に軽症だし、ワクチンも3回接種している。ならば4回目は正直もういいかなぁとも思っていた。しかし3回目までのワクチンはオミクロンBA.5株には対応していない。以前のワクチンも無力ではないらしいが、別物とも言えるオミクロンが主流だし、ぼちぼちBA.5対応ワクチン接種が始まるという話をあった。

事実、2022年秋以降、首都圏のワクチン4回目接種では徐々にBA.5対応ワクチン接種が始まっていた。ただし仙台市ではBA.5対応ワクチンの見通しがまだ立っていなかった。

どうせ4回目を接種するならBA.5対応で、それを接種して新型コロナのワクチン接種は打ち止めでいいかなぁと考えていた。だからオミクロン株BA.5対応ワクチンが入ってくるまで4回目の接種を控えていた。そんな人は少なくなかったようで、仙台市の4回目ワクチン接種率は低いままだった。

4回目はファイザー製オミクロンBA.5対応型ワクチン

BA.5対応ワクチンがいつ来るのかとヤキモキしていた2022年秋の終わり、宮城県が再びワクチン大規模接種会場を準備したことを知った。事前に電話で確認したところ、待望のオミクロン株BA.5対応ワクチンとのこと。

4回目接種のBA.5対応ワクチンはファイザー製mRNAワクチン。これまで3回ともモデルナ製だったので、今回ファイザー製を接種すると交互接種になる。交互接種は効果が高まるという話は以前から知っていたので、渡りに船とばかりに喜んで接種した。

4回目の会場は、過去3回の大規模接種会場だった仙台駅東口ヨドバシビルとは違い、仙台駅西口TRビルだった。かなり規模は縮小された感じ。

4回目の副反応

もはや特に語ることもなくなった副反応。今回はファイザー製だが、過去のモデルナ製とほとんど変わらなかった。

接種部位の痛みが数日ほど出たのと、接種から24時間を挟む5~6時間ほど、風邪の初期症状っぽい感覚が出た。とはいえ平熱で、その数時間を過ぎると症状は消えた。

接種部位の痛みも、当日と翌日が少し痛んだ程度で、今までで一番弱い痛みだった。それも4日ほどで消えた。

接種部位の痛み経過

1回目接種の翌日に来た痛みのピークを100%としたら……(あくまでも感覚的な数値)

接種1回目の痛み

  • 当日14時(接種後0時間)……0%
  • 当日17時(接種後3時間)……30%
  • 当日24時(接種後10時間)……60%
  • 1日後14時(接種後24時間)……80%
  • 1日後24時(接種後34時間)……100%
  • 2日後10時(接種後44時間)……60%
  • 2日後14時(接種後48時間)……40%
  • 2日後24時(接種後58時間)……20%
  • 3日後14時(接種後72時間)……10%
  • 3日後24時(接種後82時間)……8%
  • 4日後14時(接種後96時間)……5%
  • 4日後24時(接種後106時間)……2%
  • 5日後……0%

接種2回目の痛み

今回は接種後から3日間、鎮痛発布剤ロキソニンテープを貼った。

  • 当日14時(接種後0時間)……0%
  • 当日17時(接種後3時間)……40%
  • 当日24時(接種後10時間)……100%
  • 1日後14時(接種後24時間)……100%
  • 1日後24時(接種後34時間)……90%
  • 2日後14時(接種後48時間)……60%
  • 2日後24時(接種後58時間)……40%(ロキソニンここまで)
  • 3日後14時(接種後72時間)……20%
  • 3日後24時(接種後82時間)……10%
  • 4日後14時(接種後96時間)……5%
  • 4日後24時(接種後106時間)……2%
  • 5日後……0%

接種3回目の痛み

今回は鎮痛発布剤ロキソニンテープを貼らなかった。
接種後、1時間ごとに10%ずつ痛みが増していった感覚。

  • 当日18時(接種後0時間)……0%
  • 当日21時(接種後3時間)……30%
  • 1日後04時(接種後10時間)……100%
  • 1日後18時(接種後24時間)……90%
  • 2日後04時(接種後34時間)……70%
  • 2日後18時(接種後48時間)……50%
  • 3日後04時(接種後58時間)……30%
  • 3日後18時(接種後72時間)……20%
  • 4日後04時(接種後82時間)……10%
  • 4日後18時(接種後96時間)……5%
  • 5日後04時(接種後106時間)……2%
  • 5日後……0%

接種4回目の痛み

3回目よりも更に弱かった。記録するほどでもなかった。

以上。

1回目も2回目も3回目も4回目も、接種部位の痛み(圧痛)は翌日がピーク。翌々日はまだ痛いが、徐々に回復していく。翌々々日以降は、ほぼ気にならなくなる。痛みの上昇速度、痛みのピーク継続時間、痛みの下降速度の違いはあるが、概ね似たような結果になった。

ただし、2回目のみ鎮痛剤のロキソニンテープを貼っていた。また、3回目は接種ワクチン量が半分に減らされた。これで2回目と3回目の痛みピークが同等ということは、実際には2回目の痛みピークはもっと上(150%とか200%とか)だった可能性はある。

4回目のファイザー製は、ハイハイまたその痛みね、程度の対応。痛みそのものも一番弱かった。

3回のワクチン接種を終えて

※2022年2月21日追記

免疫の素となる抗体は、ワクチン接種から約2週間ほどかけて体内に作られる。ワクチン接種を終えたからといって、途端に無敵になるわけではない。

2022年2月16日に3回目接種を完了した自分は、3月2日あたりまで待てば充分な抗体が作られるはず。それまでは油断できない。もちろん、それ以降も油断はできないが、発症や重症化のリスクが激減するという安心感だけでも、ワクチンを接種した意味はある。

オミクロン株は、“コロナの症状自体は”割と軽症どまりで済む感染者が多いようだが、基礎疾患や持病を悪化させて重症化したり、死亡したりするケースは少なくないようだ。

自分の場合、糖尿病予備群の一歩手前だし、そもそも50歳は若者扱いではなく高齢者に近いという自覚もある。基礎疾患のデパートみたいなお袋もいるので、感染して自分は軽症で終わったとしても、身内に感染させて重症化したり、死んだりしてもおかしくはない。

結局、飛沫を防ぎつつ、手指消毒を徹底し、感染リスクの高い会食や飲み会のような行動を、この先も引き続き控えるしかない。致し方ないとはいえ、3年目に突入するコロナ禍も、そろそろ収束の兆しを見せてほしいものだ。

4回のワクチン接種を終えて

※2023年6月6日追記

新型コロナのワクチン接種は、恐らくこれが最後になると思う。4回目でオミクロンBA.5対応ワクチンを接種できたし、モデルナ3回+ファイザー1回で交互接種もできた。ひとまずワクチン接種でできることは概ねカバーできたんじゃないかな。

2023年5月に政府は新型コロナCOVID-19を2類から5類に変えた。ワクチン接種はまだ公費負担ながら、基礎疾患のある人、高齢者、医療関係者など一部に限られた。自分は希望したところで接種対象から既に外れているし、前述したとおりワクチン接種でやれることはやったと思っている。

今後、また重症化するような新たな株によるCOVID-19が蔓延した場合、状況は変化して、再びワクチン接種が始まるかもしれない。そうなったら、その時また考えようと思う。

最後に、ワクチン接種に尽力した全ての医療従事者や関係者に感謝を━━!

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