ヒト科『さとけん』といういきもの

ども、さとけんです。画像は攻殻機動隊のバトーのコスプレです。嘘です。目にはめているのは、三ツ矢サイダーのキャップです。

人前にガンガン出ていくユーチューバーや、価値観をガンガン表明できるアルファブロガーといった『尖った価値観の人たち』から見れば、僕は語る価値もない平凡で退屈なおっさんかもしれません。

逆に、長らく企業や役所に勤め、安定的な生活を送り、家庭を持ち、子育てを終えたような人たちから見れば、未婚で子育て経験も無く、デタラメでフワフワした生き方をしている、大人げないおっさんに見えるかもしれません。

中には、面白い価値観で生きていると一目置いてくれたり、これから進もうとする生き方の先達と思ってくれたりする人もいるかもしれません。

目次

希少種ヒト科さとけん(絶滅危惧種)

ヒト科さとけんは、世界に一人しか存在しない希少種です。

ちなみに結婚願望も、子育て願望もないので、絶滅危惧種です。

その生態は、今も多くが謎に包まれています。

ヒト科さとけんはネットの議論を嫌ういきもの

僕は、妙にこだわる部分と、てんで興味関心の無い部分が、割と両極端です。好き嫌いや、快不快もはっきりしている方だと思います。(顔や言葉や態度に出すかどうかは別として)

偏った物の見方をしたり、極端な考え方をしたりすることも多々あります。

分別のある大人のようなことを言ったかと思えば、子供っぽい感情論に囚われることもあります。

このブログも、不快な表現や、納得の行かない主張があるかもしれません。

ですが、それらに対する議論、討論、反論、説得はお控えください。コメント、メール、フォーム送信、SNS等でメッセージを送られても返答いたしかねます。

ヒト科さとけんは、ネットの議論を避けるいきものです。

ネットの議論、討論、反論、説得は不毛

ヒト科さとけんは、Windows95のインターネット・ブームの前から、パソコン通信NIFTY-Serve(ニフティサーブ)でネットを始めました。

その後のホームページ作成ブーム、2ちゃんねる、mixi、アメブロ(Amebaピグ)、Facebook、Twitterなど、ネット上で様々なコミュニケーションを経験してきました。

その経験を通して『ネットでの議論や討論ほど不毛な作業は無い』という持論に至りました。(両者が望む場合は別ですが)

ヒト科さとけんは価値観を尊重したいいきもの

自分と全く同じ価値観、考え方、常識、視点を持つ人はいません。自分の思い描く理想を100%投影できる人もいません。好きな人や憧れの人であっても、違う価値観や合わない考え方があって当然です。

ヒト科さとけんは価値観を尊重したいいきものであり、自分の価値観も尊重してもらいたいいきものです。

他のいきものから価値観を否定されるのは嫌ですし、権利を侵害されたら反撃することもあります。

ヒト科さとけんは共存共栄を望むいきもの

いつの世も、弱肉強食。

けれど、なるべく争いは避けたい。

できれば、いきものみんなで共存共栄したい。

ヒト科さとけんは、自分の価値観を尊重してほしいから、他のいきものの価値観も尊重しようと考えます。

また、自分の価値観を否定されたくないから、他のいきものの価値観を否定しないように気をつけます。

ヒト科さとけんは、多様性を尊重されたいから、多様性を尊重しようとするいきものです。

でも、たまに他のいきものの多様性を尊重できず、感情的になってしまった自分に落ち込んだりすることもあるいきものです。

多様性を守り、守られるための、静観と無関心

理想としては、互いが多様性を理解し、共感し、尊重しあうことですが……

どんなに理解する努力をしても、全てを理解することが難しい相手はいます。主張は正しいと思うけれど、どうしても共感しづらい相手もいます。

そこは静観しましょう。

違う価値観の世界を生きる者同士、良い意味での無関心を装いましょう。

サバンナの水場で、肉食動物と草食動物が緊張感を漂わせながらも、それなりの距離感を保って水を飲む――あんな感じです。

ネットで自分の意見と相手の意見を戦わせて白黒をつけたり、優劣を競ったりしても、何も良いことはありません。

誰だって知らない他人からの価値観の強要なんて望んではいませんし、相手を納得させる義務もありません。

ヒト科さとけんはオアシスを守りたいいきもの

TwitterやFacebookといったSNSでもよく見かけますが、自分の正しさを証明せんがごとく、議論を求めていない相手に噛み付き、しつこく自分の意見を押し付けようとする人がいます。

主張に無理があり、敗戦濃厚となっても、議論を吹っ掛けた手前、振り上げた拳の下ろしどころが無いまま、相手に論破されないよう、感情論だけで人格攻撃を続ける人もいます。

サバンナの水場で、みんながみんな弱肉強食の戦いを始めてしまったら、誰も落ち着いて水が飲めなくなってしまいます。

ヒト科さとけんは、オアシスでゆっくり水を飲みたいいきものです。

多様性の尊重と妥協点の模索は似ているようで違う

多様性ダイバーシティの尊重は、相手に対する理解から始まります。

相手に対して心からの共感が難しい場合でも、静観や良い意味での無関心によって、互いに干渉しない距離感を保ちます。

対して、妥協点の模索は議論から始まります。

いかに相手に自分を理解させ、いかに相手を自分に共感させるかを考えます。綱引きのように互いの主張をすり合わせようとするので、摩擦が起きやすいです。

ヒト科さとけんの生態観察方法

僕に対して『100のうち70は価値観が近くて、20はどちらでもないけど、残り10は正直まったく同意できない』といった場合――

それでも僕のことを知りたいとか、書き連ねるブログ記事を読みたいと思ってもらえるなら、残り10の同意できない部分を静観しつつ、お付き合いいただけたら嬉しいです。

『100のうち99は理解できるけど、1がどうしても相容れない』という理由で僕のことが受け付けないという場合――

その時は無理せずブログから離脱してください。

そしてSNSもフォローせず、なるべく関わらないことをお勧めします。

無理に主張をすり合わせようとするのではなく、それぞれの価値観を尊重しながら、互いに干渉しない適切な距離を保ちましょう。

サバンナの水場のように。

『100のうち99はモヤモヤするけど、どうしても気になる1がある』という場合――

ひとまず様子見をオススメします。

もしかしたら99と1が逆転する日が来るかもしれませんし、1が消失して100のモヤモヤだけになるかもしれません。

コミュニケーションに絶対的な正解はない。あるとすれば……

自分と相手、両者の中にあります。

コミュニケーションは、自分と相手との間に築かれる関係性です。

自分だけでは成立しないのだから、正解を自分だけで決めることはできませんし、相手だって100人いれば100通りの関係性が構築されます。

もし何も考えずとも相手とのコミュニケーションがうまくいったならば、相手の中にある正解を無意識に読み取れた可能性はあります。

でも、実は相手が黙ってこちらの正解に合わせてくれているだけかもしれません。そういう関係性は長続きはしません。相手に無理が生じ、そのうち疎遠になってしまいます。

だからと言って、相手の反応を疑うのもほどほどにしないと、自分も相手も疲れてしまいます。

簡単なことではありませんが、失敗を重ねながら少しずつ適切な距離感を見つけるしかありません。

互いの価値観がわかれば尊重しやすい

相手の価値観がわかれば、コミュニケーションは取りやすくなります。

逆もまた真なり。こちらの価値観がわかれば、相手もコミュニケーションを取りやすいでしょう。

もちろん『何でもかんでもさらけ出せ』という話ではありませんし、相手が求めていない自己開示を一方的に延々と送りつけるのはただの自分語りであり、価値観の強要や依存です。やめましょう。

強要にならないよう、相手が知りたいと思ったタイミングで、こちらの価値観をなるべくたくさん伝えたい――

今までトップページしか無かったSTOKENRサイトに、SATOKENRブログを追加したのは、僕をもっと知りたいと思ってくれた人に向けた、ささやかな感謝をカタチにしたものでもあります。

ヒト科さとけんは矛盾したいきもの

ヒト科さとけんは、リアルでもネットでも、コミュニケーションは苦手な方です。

あまり信じてもらえなかったりすることも多いのですが、陽キャではなく陰キャ勢です。僕をよく知る友人ならば『知ってるww』と笑うでしょう。

ちなみに、誰とでも仲良くなれる体育会系営業マン的な人からグイグイ来られるのは、苦手に感じてしまいます。

また、一方的に理想を押し付けてくる依存体質の人も、正直苦手です。

逆に、主体的で自立した生き方をしている人や、相手との距離感を慎重に探りつつ徐々にコミュニケーションを合わせてくれる人は大好きです。

僕の趣味や興味のある話題を振ってくれたり、共通の話題が見つかったりすると、とても喜びます。

そういう人には、体育会系営業マンみたいに僕からグイグイ行ってしまったり、一方的に自分語りをしてしまうこともあります。ぉぃぉぃ

こんな面倒くさいいきものですが、ヒト科さとけんをどうぞよろしくお願いいたします。

──PS

秀逸な画像をネットで拾いました。(オリジナルの出典元はわからず)

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